2004.8月 夏の京都旅行~後編~旅行日・・・2004年8月10日(火曜日)~13日(金曜日)3泊4日の旅(毎日快晴!)【京都三日目、洛北周辺のお寺さん。】 さぁ~三日目のこの日も、9時頃にはホテルを出発して、今日は、洛北周辺を散策をする事にしましたぁ~。 この辺りのお寺さんって、結構好きなんです~私~♪ 一乗下り松町のバス停を降りて、歩く事5~6分で最初に見えてくるのは金福寺なんですが、残念な事に、20日頃まで拝観がお休みなんだそうです~。残念~!好きなのに~・・・。 仕方が無い、気を取り直して、詩仙堂へ~。 詩仙堂丈山寺。漕洞宗大本山、永平寺の末寺になります~。 江戸時代の漢詩・書の大家であった石山丈山が、寛永18年(西暦1641年)に造営し、約30年間隠棲した山荘だったそうです~。 現在、詩仙堂と呼ばれていますが、正式には、凹凸彙(おうとつか)と言い、 “デコボコした土地に建てた住居”と言う意味なんだそうです~。 そぉ~言う意味なんだぁ~・・・っと知って改めて見ると“なるほどね~”って思いますね~。 詩仙堂から歩く事、5分程の所にある、圓光寺へ。 慶長6年(西暦1601)に徳川家康が国内の教学の発展を図るためにと、足利学校の京分校を伏見に創建し、その6年後に、現在の地に移設したんだそうです~。 ここのお庭は、紅葉の時期がとてもキレイなんだそうです~。 でも、緑が青々としたこの季節も、とても素敵だと思います~。 しばら~く、のんびりとお庭を眺めておりましたぁ~♪ こんな緑に囲まれた中で勉強すれば、私でも、サクサクと勉強した事が実になっていただろうなぁ~~。ふふふ。 さてさて、ここから15分近く歩かなくては~~! 行くまでには、なだらかな坂道があったりと、汗がダラダラと背中を流れていくのが分かるの~!ふふふ。 そして、見えて来たよぉ~~。やっとだよぉ~~。 曼殊院門跡です~。 竹の内門跡とも呼ばれる洛北屈指の門跡寺院だそうです~。 もとは、比叡山の西搭にあり、江戸時代に現在の位置に移ったんだそうでう~。 ここにいる女性の方は、とても感じが良い人達ばっかりで、安心出来ちゃう・・・そんな雰囲気のお寺さんなんです~♪ 曼殊院を後にして、ここで私が取った行動は・・・ またまた15分近くを掛けて、圓光寺へ戻ったのでした~~! なぜ、そんな行動を取ったかと言うと、 私は、御朱印集めをしてるんだけど、圓光寺さんの御朱印を貰えずにいたの~。 どぉ~しても欲しい・・・そぉ~思って、わざわざ戻る私って~・・・ふふふ。 やっと頂けた圓光寺さんの御朱印~♪ 満足して歩いている時、運良くタクシーが通りかかりました~。 次に訪れたいお寺さんは交通の便が悪い場所にあったので、ここでタクシーを拾えたのはラッキ~でしたぁ~。 タクシーの中で運転手さんに、 “もし、1時間半くらいの貸切でお願いしたら、おいくらですか~?” っと聞いてみると、3千ちょっと・・・って事だったの~。 これから向かうお寺さんの他に、もぉ~一ヶ所行きたいお寺さんがあって、そこも交通の便が悪い場所にあります~。 贅沢だと思われるかもしれないけど、効率良く周れて、時間の短縮にもなりし、何より、楽ち~~ん♪ そぉ~言う事から、貸切で回った方がお徳だと思ったのね~。ふふふ。 すると、ちょこっと運転手さんとお話していたら、運転手さんの方から、 “2時間の貸切料金で、今日は暇だから4時間周ってあげるよ~”って言って下さったの~♪ やったぁ~♪ラッキ~だわ~~♪ふふふ。 交渉成立して、着いたお寺さんは、蓮華寺さん。 鬱蒼と緑が生い茂っていて、暑さが和む感じなんです~♪ ここの入り口には“修学旅行生の見学はお断り”の張り紙が出ているの~。 ここのお庭は、石山丈山作と伝わっているそうです~。 とにかく緑が多くて“ホッ”と出来る感じなんです~~♪ 久しぶりに訪れたんですが“やっぱり良いなぁ~~”って思ってしまいましたぁ~。ふふふ。 蓮華寺さんを後にして運転手さんと話していてる、 私はまだ、貴船に行った事がなくって行ってみたい・・・って言うと、そちらにも周ってくれる事になったんです~。 でも、この時期に行くのは失敗でした~。 だんだん細くなる道・・・しかも抜け道もなく、車は渋滞にはまる一方! 時間がもったいないって事で、Uターンがまだ可能な場所で引き返し、もともと周りたかったお寺さんへ向かいました~。 ここは、以前から一度来てみたかったお寺さん、正伝寺。 鎌倉時代の創建された臨済宗の古刹で、方丈は伏見桃山城の御成殿を承応2年(西暦1653)に移築したものだそうで、 方丈の広縁の天井は、血天井があります~。 血の手形がかなりあって、生々しい光景でしたよぉ~! 今回、訪れたお寺さんの中で、私の中で“一番”だったのが、ここ正伝寺のお庭でした~♪ 比叡山を借景にした、枯山水庭園になります~。 白砂を敷き、ツツジの刈り込みを配し、青い空が映えて、本当に本当に素敵でしたぁ~~! また、和尚さんが気さくな方で、の~びりとした雰囲気に輪を掛けてる様でしたよ~。ふふふ。 ここのお庭には、30分位は、ボ~~っと座っていたかもぉ~!ふふふ。 目の前の比叡山も“あの山に登って、延暦寺を訪れたんだぁ~”って思うと、また、格別な景色でしたわ~~♪ この後は、ちょっと街中に戻りました~。 真如堂。正式名称は、真正極楽寺と称します。 ご本尊の円仁作の阿弥陀如来像は“うなずきの阿弥陀”とも呼ばれているそうです~。 円仁が彫った際に“修行者の本尊とならせ給え”と祈ったところ、頭を3回横にふられ、 “しからば都に出て衆生、わけても女人を救いた給うや”と向うと、3回頷いたとの事から、 女性からの信仰が厚いお寺さんとして知られてるそうです~。 丁度、特別公開していた、涅槃の庭。 ちょっと見難いんですが、お庭の中央に4つの石を配置して、涅槃の図を現しているんだそうです~。 最後に訪れたのは、金戒光明寺。 現在、新撰組によって、一躍有名?になってるのかな~?ふふふ。 会津藩が京都守護職に任命された折、ここ金戒光明寺を本陣としました~。 結構、サスペンスドラマのロケ地で登場してくる、この風景~。 この日周ったお寺さんの中で、一番人が多かった場所でした~~。ふふふ。 浄土宗の大本山。 承安5年(西暦1175)法然上人が、比叡山の黒谷を降り、草庵を結んだのがその起こりである事から “黒谷さん”の愛称で親しまれているそうです~。 激動の幕末の時代を、会津藩主、松平容保公や新撰組の近藤勇や土方歳三なども、このお庭を眺めたんでしょうね~~。 今、同じ場所に立っている・・・不思議な気持ちだな~・・・。 今日のお寺さん巡りは、かなりのかなりの大満足な一日だったの~~! なにがそんなに満足だったかと言うと、最後の黒谷さん以外は、どのお寺さんも“独り占め”状態で、こんなに気持ちの良い独り占めは初めて~~~♪ もぉ~訪れた甲斐があったわぁ~~♪ タクシーも、結局、4時間半の貸切になって、7500円だったかな~? 細かい500円がなくって、8000円を支払ったんだけど、いくらなんでも“お釣りを下さい”とは言えなかったわ~!ふふふ。 余りにも内容が濃くって、明日は、もぉ~宿をチェックアウトしたら、そのまま帰っても良いや~~って思ったほどです~。ふふふ。 今日も一日、充実した一日が更けてゆきます~~♪ 【京都最終日は、銀閣寺~♪】 最終日は、前日“チェックアウトして、帰ってしまおうか~?”って思っていたんだけど、 朝起きた時“久しぶりに銀閣寺へ行きたい”って思って、ちょこっと寄る事にしました~。 大正時代、京都帝国大学の哲学者の西田幾多郎、河上肇、田辺元らが思案にふけりながら歩いた事から“哲学の道”と名付けられたそうです~。 この日も、朝から、ものスゴ~ク暑くって、この木陰がなかったら、倒れそうなくらい暑かったわ~~。 バス停、銀閣寺道から、歩いて5~6分すると、銀閣寺へ辿り着きます~。 総門からキレイに手入れをされた銀閣寺垣と呼ばれる生垣です~。 国宝、銀閣(観音殿) 下層の心空殿は書院造り、上層の潮音殿は仏堂と、異なる二つの様式を組み合わせた建築になってるそうです~。 金閣と違って、ここ銀閣は、銀泊が張られた跡はないそうですよぉ~。 銀閣寺。正式には、慈照寺。 室町幕府8代将軍の足利義政が、余生をおくる場所として、文明14年(西暦1482)に山荘東山殿を建立しました。 政治よりも文化的素質に優れていた義政は、約7年ここ東山殿で過ごしたそうです~。 義政の死後、臨済宗の寺院になった事から、慈照寺という禅寺に改められたんだそうです~。 銀閣と本堂前に広がる白砂の盛り砂。 白砂を壇上にして表面に直線の縞模様を付けているのを、銀沙灘(ぎんさだん) 白砂を円錐状に盛り上げ、頂部を平にした砂盛りを。向月台(こうげつだい) 中国の西湖の風景を模し、月を愛でるために作られたんだそうです~。 山の中腹から銀閣を一望する事が出来ます~。 上からの眺めは、また違った角度から見れるので、是非登ってみてね~~。ふふふ。 でも、ここ銀閣寺は、今回の旅行の中でも一番の観光客の人出だったよぉ~~。 それじゃ~なくっても暑くて暑くて・・・だったのに、この人の多さには、かなりウンザリ・・・。 でも、他の観光客の人の中にも、きっと私と同じ様に思った人達もいると思うの~。 その人達にとっては、私もウンザリする原因の一人・・・って事だよね~。ふふふ。 この後、銀閣寺を出て、すぐ左へ折れて法然院へと向いました~。 今までの人の多さとうって変わって、人の少なさにミョ~に“ホッ”としちゃう気分~~♪ふふふ。 鎌倉時代、浄土宗の開祖である法然上人が、弟子の安楽とともに六時礼讃(ろくじらいさん:阿弥陀仏を昼夜6度に渡って礼拝、讃嘆する事)の念仏道場を開いたと伝わる場所だそうです~。 萱葺きの門を潜ると、清めの水を表す砂盛りあります。 波紋を伸ばした模様が描かれているんだそうです~。 ここを歩く事は心身を清め、浄域に入る事を意味するんだとか~。 普段は、境内の拝観は自由ですが、本堂は春(4月1日~7日)と秋(11月1日~7日)のそれぞれ1週間のみの公開なんだそうです~。 次回は、是非、その時を狙って来て見たいわ~~。 こぉ~して今回の京都4日間の旅行は終わり~。 暑かったけど、本当に充実の4日間でしたぁ~~♪ 終わった早々だけど、もぉ~行きたいよぉ~~♪ 次回は、こことここは行きたい・・・って思う所ももぉ~あるし~~。困ったわ~~。 秋頃に、行きたいのよね~~。(困ってない~?)ふふふ。 |